おはCOT❣️ 柚の子です。
撮らせてもらったコスプレ写真、SNSに載せる前に、もう一度相手に聞いていますか?
大きなコスプレイベントの公式ルールを読み比べると、「撮っていいか」と「載せていいか」は別々に書かれています。
コミックマーケット、池袋ハロウィンコスプレフェス(池ハロ)、acosta!の3つの公式ページと、警視庁・法務省の案内をもとに、撮る前と載せる前に確かめることをまとめました。
この記事の流れを図にすると、こうなります。

撮る前の同意は、どのイベントでも前提
コミックマーケット準備会のコスプレ撮影のページには、被写体となる個人が識別できる場合は「必ずその方に許可を得てから撮影・公開をお願いします」と書かれています。許可のない撮影、個人が特定できる形での他の参加者の映り込み、周りに撮影していると分からない形での撮影、盗撮と公開は、どれも禁止です。
池ハロの参加ルールは「撮影は、被写体と撮影者の双方合意の上で行ってください」。acosta!の参加規約も「お互いに合意の上での撮影のみ可能です」としていて、本格的に撮るときは参加証をお互いに確認するように求めています。
池ハロとacosta!は、通りがかりの一般の人に撮影を頼まれたときは、記念撮影くらいで協力してほしいとも書いています。
被写体の側から見ると、コミケットのページには「撮影は断っても構いません」とはっきり書いてあります。
断っていいと公式が言ってくれているの、心強いですね(言い出しにくい空気のときほど、この一文を思い出したいところです)。
囲み撮影とローアングルの書かれ方
コミケットのページは、人によっては好まれない行為として次のようなものを挙げ、被写体や周りの迷惑にならないよう気を配ってほしいとしています。
- 一人の人を長時間撮影する
- 多人数の撮影者で取り囲む
- 極度なローアングルからの撮影
- 胸やおしりや局部などをアップで撮影する
- 勝手にネットや雑誌に載せる
囲みや行列の整理は、コスプレイヤーと撮影者が協力して行うのが原則だそうです。
防災や安全の面で危険がない限り、スタッフが強制的に解散させるのはできるだけ避けたい、とも説明しています。
池ハロとacosta!では、「過度なローアングルからの撮影」が禁止事項に入っています。
長時間の撮影や周りの迷惑になる撮影、更衣室とトイレの中や入口が写る撮影、アダルト撮影も禁止です。イベントで撮った写真の商用利用と営利目的の使用も、両方のルールで禁止されています。
機材にも決まりがあります。コミケットは赤外線カメラや特殊小型カメラを禁止していて、レフ板・三脚・ストロボスタンドは混雑で使えない場合があるとのこと。
池ハロでは、レフ板は手持ちタイプかカメラ一体型の、場所を大きく取らないものなら使えるそうです。
載せる前に、もう一度確かめる
SNSへの掲載について、3つのイベントの書き方は少しずつ違います。
コミケットは、先ほどのとおり「撮影・公開」の両方に許可を求めています。
池ハロは被写体の承諾のない写真と動画の投稿・掲載を、acosta!は被写体の承諾のないネットワークへのアップロードを、それぞれ禁止事項に挙げています。
acosta!は、撮影した写真や動画(Vlogなど個人で楽しむ目的のもの)の投稿は可能としたうえで、投稿によるトラブルは自分の責任で対応するように書いています。池ハロも、SNS投稿によるトラブルについて主催者と会場は責任を負わないとしています。
つまり、撮影のときにOKをもらっていても、載せてよいかは別に確かめるのが安全です。
撮る前に「SNSに載せてもいいですか」まで一緒に聞いておくと、あとで迷いません。
背景も見ておきたいところです。3つのルールはどれも、他の参加者や一般の人の映り込みに配慮するよう求めています。池ハロの参加ルールによると、池ハロは公共の場所で開かれるイベントで、コスプレを知らない一般の人も来るそうです。
無断で載せられたときの相談先
警視庁サイバー犯罪対策課の相談事例のページでは、個人を特定できる写真について「肖像権の侵害に当たるおそれがあります」と説明しています。
自分で撮った写真や動画(いわゆる自撮り)を他人が勝手に公開することは、「著作権侵害に当たる可能性があります」とのこと。
削除してほしいときは、プロバイダやサイトの管理者に依頼するよう案内されています。
依頼は本人か法定代理人から行い、管理者が対応しない場合はプロバイダ事業者に対応を求めるそうです。
法務省人権擁護局への相談も検討してほしいとあって、法務省のページにはインターネット人権相談の窓口や、削除依頼の手引き、メールのテンプレートが載っています。
コミケットのページは、2023年7月13日に施行された、いわゆる「性的姿態撮影等処罰法」にも触れています。
16歳未満の人は、本人の許可があっても性的な部位や下着などの撮影自体が規制の対象になりうると書かれていて、該当する人には法令を一度確認してほしいとしています。
ひとつひとつの事例が法的にどうなるかは、この記事では判断できません。困ったときは、上の窓口や専門家に相談しましょう。
この記事について
この記事は、コミックマーケット準備会のコスプレ撮影サポートページ、池袋ハロウィンコスプレフェスの参加ルールと公式サイト、acosta!(池袋サンシャインシティ)の参加規約、警視庁と法務省の案内をもとにまとめました。
池ハロ2026は、10月30日夜の企画を含めて11月1日までの開催予定と発表されています。
確認した参加ルールのページは「2026年9月18日時点」の内容で、順次更新するとも書かれています。参加する前に、各イベントの最新のルールを公式サイトで確認してください。
撮る人も撮られる人も、気持ちよく残せるのがいちばんです(カワイイ衣装もカッコいい衣装も、ひと声かけてから撮りたいですね❣️)
それでは、また次のCOTで❣️

