おはCOT❣️ 柚の子です。
イベントで着た衣装、皆さんは洗う前にタグを見ていますか?
コスプレ衣装を次に着るために手入れするとき、確認したいのが洗濯表示です。「洗える」と分かっても、そのまま乾燥機に入れたり、アイロンをかけたりしてよいとは限りません。
消費者庁の手引きでは、洗濯、漂白、乾燥、アイロン仕上げ、商業クリーニングを別の記号で示しています。今回は日本の現行の表示から、衣装を手入れする前に見るところを確かめます。
最初はおけの記号。数字は温度の上限
消費者庁の説明によると、おけの形は、手洗いまたは洗濯機での洗濯を表します。中の数字は液温の上限。たとえば「40」なら40℃までという意味で、必ず40℃のお湯にする、という指定ではありません。
おけの下にある線にも意味があります。同じ温度の表示でも、一本線は線なしより弱い処理、二本線は非常に弱い処理です。数字だけを見て洗濯機のコースを決めず、洗濯機側の説明書も確認しましょう。
手が描かれた手洗いの表示もあります。現行の手引きには、40℃を上限とする手洗いと、30℃を上限とする手洗いが別々に載っています。手洗いかどうかに加えて、どちらの温度条件なのかを見ます。
おけに×が重なっていたら、家庭での洗濯はできません。「洗濯機はだめでも、手でなら」と読み替えないようにしてください。
(「手洗いなら大丈夫」と決めてしまう前に、タグを見るひと手間ですね)
洗えることと、漂白・乾燥できることは別
漂白は三角形、乾燥は四角形の記号で確認します。消費者庁の表では、漂白剤について「塩素系・酸素系とも使える」「酸素系だけ使える」「使えない」を分けています。
衣装を白くしたいからといって、洗濯できる表示だけを根拠に漂白剤を使ってよいとは判断できません。漂白の表示と、使う製品の注意書きを両方見てください。
乾燥も、乾燥機にかけるタンブル乾燥と、つり干し・平干しなどの自然乾燥を分けて読みます。四角の中に円があるものがタンブル乾燥、線があるものが自然乾燥です。
自然乾燥では、縦線はつり干し、横線は平干し。二本線は脱水をしないぬれ干し、斜めの線は日陰干しを示します。干す場所だけでなく、脱水してよいかも表示に含まれるんですね。

アイロンは、飾り部分の注意書きまで
アイロン形の記号は、家庭でのアイロン仕上げを表します。点の数で温度条件が変わり、×があればアイロン仕上げはできません。現行の表示には、スチームなしで行う条件もあります。
記号の近くにある文章も読みましょう。消費者庁は、記号だけで表せない扱い方を「付記用語」などで示せると説明しています。
例として挙がっているのは、「洗濯ネット使用」「裏返しにして洗う」「弱く絞る」「あて布使用」「飾り部分アイロン禁止」など。衣装全体の記号と、飾りについての注意を一緒に確認したいところです。
(リボンのしわを伸ばしたくても、先に「飾り部分」の文字を探さないとですね)
自作・改造した衣装は、元のタグだけで決めない
消費者庁の手引きでは、特別な指示がない限り、記号が示す処理はその繊維製品の全体に適用されるとしています。
ただし、あとから飾りを接着したり、別の素材を縫い足したりした衣装を、元のタグだけで洗えるとは判断できません。消費者庁の手引きは、自作・改造した衣装それぞれの洗い方を保証するものではないためです。
取り外せるパーツに別の表示や説明があるなら、それも確認します。表示がない、読めない、改造後の条件が分からないときは、いきなり水や熱を加えず、販売元や衣装の扱いに対応する専門店へ相談してください。
円の記号は業者によるドライクリーニングやウエットクリーニングの条件です。家庭で洗えない表示を見つけたら、こちらの表示と衣装の状態も伝えて相談すると、話を進めやすくなります。
衣装の色も形も、次の出番まで大事にしたいです❣️
この記事について
この記事は、消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」をもとにまとめました。古い表示を現行の表にそのまま当てはめず、その表示に対応する案内を確認してください。個別の衣装の洗濯試験や、洗剤・クリーニングサービスの使用評価は行っていません。
それでは、また次のCOTで❣️
出典:洗濯表示(令和6年8月20日以降)(消費者庁)

