おはCOT❣️ 柚の子です。

耐熱ウィッグの「180℃まで」という表示を見て、ヘアアイロンを180℃にしていませんか?

コスプレ用ウィッグの多くは、熱でクセをつけられる耐熱の繊維でできています。ただ、表示されている耐熱温度は「そこまでなら耐えられる」という上限で、スタイリングにちょうどいい温度とは別に書かれていることがあります。しかも、その目安はメーカーによって違います。

この記事では、アシストウィッグ、クラッセ、アクアドールの3社が公式に出している数字と、洗い方をまとめます。

耐熱温度と、おすすめの温度は別の数字

アシストウィッグの商品ページには、仕様の欄に「耐熱温度:180℃まで(加工最適温度105℃~120℃)」と書かれています。ショートとロングの2つの商品で、同じ書き方でした。

上限は180℃でも、加工に向いているのは105〜120℃、ということなんですね。

アクアドールの商品ページでは、耐熱温度の欄が「コテ・アイロン・ドライヤー180度まで使用可能(130度ぐらいがベストです)」となっています。続けて、温度設定が高すぎたり加熱時間が長すぎたりするとウィッグが傷むおそれがある、とも書かれています。

クラッセは、ウィッグの種類で耐熱温度が違います。加工向けのPROは160℃、絡まりにくいSARAは170℃で、どちらもアイロンとドライヤーが使えると比較表に載っています。

メーカーごとの目安を並べると

3社の数字を並べると、こうなります。

  • アシストウィッグ:耐熱180℃まで、加工最適温度は105〜120℃
  • アクアドール:180度まで使用可能、130度ぐらいがベスト
  • クラッセ:耐熱はPRO 160℃、SARA 170℃。アイロンの設定温度は「耐熱温度-10℃」

クラッセの目安は、公式ブログの「ウィッグのハネさせ方」に出てきます。低温で作業すると繊維に熱が伝わらずクセがつきにくく、高温だとチリチリになって取り返しがつかないこともあるので、「コテ・アイロンの設定温度はウィッグの耐熱温度-10℃」を覚えてほしい、とのこと。

上限とおすすめの目安を分けて図にすると、こうなります。

耐熱ウィッグの温度のメーカーごとの目安の図。アシストウィッグ:上限は耐熱180℃まで、おすすめは加工最適温度105〜120℃。アクアドール:上限は180度まで使用可能、おすすめは130度ぐらいがベスト。クラッセ:上限はPRO 160℃、SARA 170℃、おすすめは設定温度は耐熱温度-10℃。熱を入れたら冷ましきる(クセは冷めるときにつく)。手元のウィッグの商品ページや説明に書かれた温度を優先。

同じ180℃耐熱でも、105〜120℃を勧めるメーカーもあれば、130℃を勧めるメーカーもあります。メーカーごとに目安が違うので、ほかのメーカーの数字をそのまま当てはめないほうが安全です(数字が3社でばらばらなの、最初は混乱しますよね)。迷ったら、手元のウィッグの商品ページか付属の説明に書かれている温度を正解にしましょう。

クセは「冷めるとき」につく

熱を入れたら、すぐに手を離さないのがポイントです。

クラッセのブログは、ウィッグにクセがつくのは温めた繊維が冷えるときなので、加えた熱はしっかり冷ましきる、と説明しています。アクアドールの商品ページにも、人の髪は熱を加えた時点でカールがつくのに対して、ウィッグは冷ます工程でカールさせる、と書かれています。

アクアドールのページには、カールの商品をストレートアイロンでしっかり伸ばすと、カールが戻らなくなる可能性がある、という注意もあります。

アイロン本体の熱さにも気をつけましょう。

国民生活センターは2024年8月に、ヘアアイロンによる子どものやけどについて注意を呼びかけています。最高温度を200℃〜230℃に設定できる商品があり、テストでは電源を切ったあと71℃以下に下がるまで平均で10分以上かかったそうです。

作業のあとのアイロンを置く場所には気を配りたいですね。

洗うときは水かぬるま湯で

洗い方は、クラッセとアクアドールがどちらも手順を公開しています。流れはほぼ同じです。

  • 毛先からブラッシングして、もつれやホコリを落とす
  • 水かぬるま湯にシャンプーを溶かし、こすらずに押し洗いする
  • きれいな水かぬるま湯ですすぐ
  • 乾いたタオルで挟んで水分をとる
  • 風通しのよい場所で自然乾燥させ、完全に乾いてから整える

クラッセは、シャンプー液を作るときは熱湯厳禁、乾かすときは直射日光禁止としています。アクアドールも、人工毛は高温に弱いので熱いお湯を避けるように書いていて、乾かすのは自然乾燥かドライヤーの冷風です。

耐熱ウィッグでも、洗うときのお湯の温度には注意が要るということです。

柔軟剤については、アシストのお悩み解決大辞典が、市販の柔軟剤は衣類用のため効果や品質の保証はできない、と答えています。ウィッグ用のケア用品を使うのが無難そうです。

洗う頻度と、買い替えの目安

アクアドールは、洗う頻度の目安も載せています。毎日着ける場合は春・秋・冬で5〜10日に1回、夏なら週1回程度。週1〜2日なら月1〜2回程度です。

汗をたくさんかいた日や、においや絡まりが気になり始めたときも洗いましょう、とのこと。

買い替えの目安は、だいたい半年から1年半だそうです。毛先が縮れてきた、絡みがひどくクシが通りにくくなった、というときは替えどきとされています。

お気に入りのキャラのウィッグは、きれいなまま長く使いたいものです(ツヤのあるウィッグって、それだけでカワイイ❣️)

この記事について

この記事は、アシストウィッグ、クラッセ、アクアドールの商品ページとお手入れのページ、各社の公式ブログやよくある質問、国民生活センターの注意喚起をもとにまとめました。

耐熱温度とおすすめの温度は、同じメーカーでも商品によって違うことがあります。アイロンを当てる前に、手元のウィッグの表示を確認してください。

それでは、また次のCOTで❣️