おはCOT❣️ 柚の子です。
衣装の襟や前立てに接着芯を貼るとき、皆さんはアイロンをどう動かしていますか?
しわを伸ばすように、布の上をすいすい滑らせる。接着芯では、その動かし方がよれの原因になることがあります。
布を販売するnunocoto fabricの貼り方解説は、アイロンを平らに押し付け、持ち上げて次の場所へ移す方法を紹介しています。温度だけでなく、押さえ方と、貼ったあとの待ち時間もセットで見ていきましょう。
接着芯は、熱で接着剤を溶かして貼る
接着タイプの芯地は、付いている接着剤をアイロンの熱で溶かして布に貼るものです。nunocoto fabricが解説で使っている薄手ソフトタイプの洋服芯は、商品説明でシャツの前立て、襟、袖のカフスなどを用途に挙げています。
コスプレ衣装でも、こうした部分を作るときに候補になります。ただ、商品に「アイロン接着」と書いてあるだけで、手元の布にそのまま使えるとは決めないこと。まず、芯地の説明と、貼る布に使える温度を確認しましょう。
この記事では、本番の衣装に貼る前に、同じ布と芯地の小片で試すことを提案します。接着できるかだけでなく、表側に変化が出ないか、欲しい風合いになるかを見るためです。
(襟を貼り終えてから「思っていた感じと違う」は、できれば避けたいですね)
「中温・10秒」は、どんな材料の例なのか
nunocoto fabricの解説では、使う生地で温度が変わるとしたうえで、コットン素材なら中温・ドライとしています。接着剤を十分に溶かす必要がありますが、高温すぎると芯地が溶け、低温では接着できないと説明しています。
オカダヤの「接着芯の貼り方」でも、家庭用アイロンは中温、140〜160℃くらいが案内されています。スチームや霧で素材が変化し、きれいに接着できなくなる場合があるため、乾熱で貼るという説明です。
これらは、資料が紹介する貼り方の目安です。すべての衣装生地と芯地に共通する設定ではありません。布の許容温度と芯地の接着条件が合わないときに、無理に温度を上げるのはやめましょう。
押さえる時間も同じです。nunocoto fabricは、解説で使った芯地を1か所10秒程度ずつ押さえています。この秒数だけを別の製品へ持ち込まず、使う芯地の指定を先に確認してください。
向きを確認して、押さえる・持ち上げる
貼る前に、布と芯地の間に入る糸くずやごみを取り除きます。解説では、布と違う色の糸が間に入ると目立つことも注意されています。
次は接着面。nunocoto fabricが使う芯地では、きらきらした、触るとざらざらする側が接着面です。その面を布に向けます。逆にすると接着剤がアイロンに付いてしまうので、手元の製品でも向きを確かめてください。

nunocoto fabricの手順は、アイロンのかけ面を平らに押し付け、隙間を残さないように1か所ずつ圧着していく方法です。滑らせるとよれの原因になるため、移動するときはいったん持ち上げます。
「もっと熱くすれば付くはず」と考える前に、指定の条件、接着面の向き、平らに押さえられているかを確認する。その順番で見直すと、温度だけに頼らずに済みます。
貼った直後は、めくらずに待つ
接着できたか気になっても、すぐに布を持ち上げたり、芯地をめくったりするのは待ちましょう。
nunocoto fabricの解説では、熱で溶けた接着剤がまだ固まっていないうちに動かすと、はがれることがあるとしています。貼ったら、熱が落ち着くまで触らずに待つのも工程のひとつです。
(貼れたか確かめたい気持ちと、まだ触らないほうがよいタイミングが重なるんですね)
冷ましてから試し貼りの仕上がりを見て、本番へ。カワイイ襟もカッコいい袖口も、貼る前の小片から確かめていきましょう❣️
この記事について
この記事は、nunocoto fabricの接着芯の使用解説と商品説明、オカダヤの手芸解説をもとにまとめました。温度・圧力・時間・スチームの扱いは、使用する布と芯地の説明に従ってください。特定の材料での接着や仕上がりを保証するものではありません。
それでは、また次のCOTで❣️
出典:【ポイントは2つだけ!】接着芯の基本の貼り方(nunocoto fabric)、接着芯(アイロン接着あり/薄手ソフトタイプ/ポリエステル)洋服芯地122cm幅(nunocoto fabric)、手作りの教科書 接着芯の貼り方(オカダヤ)

