おはCOT❣️ 柚の子です。
白い衣装を撮るとき、皆さんは明るさだけでなく色味も見ていますか?
写真の白が青っぽかったり、室内ではオレンジ色に寄ったり。衣装の色を考えるときに知っておきたいのが、ホワイトバランスです。
ニコンの公式講座では、撮影時の光の色合いを補正し、イメージに合わせて写す機能と説明されています。色を見た目に近づけるだけでなく、暖かい雰囲気やクールな雰囲気を作るのにも使えます。
衣装の色には、照らす光も関わる
ニコンの講座によると、光は物の色に影響し、カメラはその光の影響も写し取ります。目で見た印象と、写真の色味が違うことがあるのはそのためです。
同じ晴れの日でも、日なたと日陰では光の色味が変わります。「今日は晴れだから、ずっと同じ設定でよい」とは限らないんですね。
衣装の白が気になるときは、まず写真全体の色味を見てみましょう。明るさを変えたいのか、青みや赤みを変えたいのか、分けて考えるためです。
(白い衣装、とひと言で呼んでいても、写真で気にしたいことは多いですね)
光の色と、カメラが補う色は逆向き
光の色合いを数値で表したものが「色温度」で、単位はK(ケルビン)です。ニコンの説明では、光源の色温度は低いほど赤みが強く、高いほど青みが強くなります。
一方、ホワイトバランスは、その光の影響を打ち消す方向へ色を補います。講座の例では、約3000Kの赤みがかった電球の光に対応する「電球」設定は、青みを補う調整です。約6000Kの青みがかった曇天の光に対応する「曇天」設定は、赤みを補います。

「電球」という名前は、写真を電球のようなオレンジ色にする、という意味ではありません。どんな光に合わせる設定なのかを表しています。
(設定の名前と、写真に足される色を同じものだと思うと、こんがらがります)
まずはオート。気になるときに光源別の設定へ
ニコンの講座は、普段は「オート」にしておき、思い通りの色にならないときや、意図的に色味を変えたいときに設定を切り替えるのを基本としています。オートは多くの光源に対応します。
光源に合わせる設定には、「晴天」「曇天」「晴天日陰」「電球」「蛍光灯」などがあります。ただし、選べる種類や操作は機種ごとに異なります。手元のカメラの説明書で確認してください。
色をより正確に合わせたいときの方法として、講座は「プリセットマニュアル」も紹介しています。被写体や光源を基準に合わせたり、記録媒体にある画像と同じホワイトバランスにしたりする機能です。Kの数値を直接指定する「色温度設定」もあります。
いきなり数値を決めるより、まずオートで撮った色を見て、光源に合う設定と比べるところから。この記事では、その順番で試すことを提案します。
衣装の色を合わせるか、場面の雰囲気を作るか
見た目に近い衣装の色を残したい場面と、夕方の暖かさや夜の冷たい雰囲気を強めたい場面では、目指す仕上がりが違います。
ニコンの講座では、赤みを補う「曇天」で暖かい雰囲気に、青みを補う「電球」でクールな雰囲気にした作例が紹介されています。どの設定でどう写るかは、撮影条件によって変わります。
カワイイ衣装を柔らかな雰囲気で見せるのか、カッコいい衣装を冷たい色味で見せるのか。色の違いも、写真の楽しみにできそうです❣️
まずは衣装の色を合わせたいのか、雰囲気を作りたいのかを決めてから、設定を比べてみましょう。
この記事について
この記事は、ニコンのホワイトバランス講座とD850オンラインマニュアルをもとにまとめました。設定名や操作、利用できる機能はカメラによって異なります。特定の設定で衣装の色を必ず再現できるとするものではありません。
光の向きや、日陰・逆光の使い方も知りたいときは、屋外コスプレ撮影の光:朝夕の斜光、日中のトップライト、日陰と逆光、レフ板の役割をメーカー公式講座で整理へ。
それでは、また次のCOTで❣️
出典:Lesson3:ホワイトバランスを使いこなす(ニコン)、D850オンラインマニュアル ホワイトバランスを変更する(ニコン)

